第8回泌尿器単孔式腹腔鏡手術トレーニングコース開催のご案内
一般社団法人日本泌尿器内視鏡学会
理事長 寺地敏郎
教育委員長 岩村正嗣
近年、従来の腹腔鏡手術に加えて、1つの切開創だけで行われる単孔式腹腔鏡手術が腹部外科領域を中心に実際の医療現場で実施されるようになってきています。泌尿器科領域でもこの単孔式腹腔鏡手術例が増えていくと思われますが、技術的な難度は通常の腹腔鏡手術より高く、安全に施行するためには、十分な泌尿器腹腔鏡手術の経験のある医師が単孔式腹腔鏡手術のトレーニングを積んで行う必要があります。
日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡学会では十分な泌尿器腹腔鏡手術の経験のある日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡学会の泌尿器腹腔鏡技術認定医を対象に、泌尿器単孔式腹腔鏡手術の安全な普及のために、泌尿器単孔式腹腔鏡手術の動物トレーニングの機会を設けました。なお泌尿器腹腔鏡技術認定医非取得泌尿器科医師も、泌尿器腹腔鏡技術認定医とペアで参加可能です。
尚、2016年度に関しては、日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会ならびにオリンパス株式会社との共催になります。
内容
- 単孔式腹腔鏡手術に関する基本的講義(45分)
- 実験動物(ブタ)を用いた基本的な単孔式腹腔鏡手術の実習 : 2人1組で1頭のブタを用いてトロカー設置、腎摘除術を習練する。
- 腸管、膀胱、などを用いて単孔式腹腔鏡手術における縫合の習練。
(2016年度は全部で8頭のブタを用いて、16人を対象とします。)
日時と場所・募集人数、参加資格
- 第8回泌尿器単孔式腹腔鏡手術トレーニングコース
2017年1月22日(日) 9:00~16:30 16名(8組)
オリンパス技術開発センター :東京都八王子市石川町2951 - 今回は16名を募集します。原則として、2名1組で申し込んでください。
(1名での申し込みのかたはテーブルに余剰があった場合に振り分けさせていただきます。) - 日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会の両学会に所属されている方が対象です。
- 参加には、2名1組のうち、少なくとも1名は日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定を既に取得しており、現在も泌尿器腹腔鏡手術に従事していることが必須です。
(1名で申し込みをされる方は泌尿器腹腔鏡技術認定を取得されている必要があります。)
参加費用
1人75,000円(この他に各自の交通費とホテル代が必要です。)
講師(予定)
第8回:中川健(東京歯科大学市川総合病院)、河内明宏(滋賀医科大学)
申し込み方法
参加希望者は下記のお申し込みフォームよりお申し込みください。
- 費用は後日お送りする振込用紙にて納入して下さい。
- 原則として2人1組で申し込んでください。1名での申し込みのかたはテーブルに余剰があった場合に振り分けさせていただきますので、2名で申し込まれた方が優先となります。
- 2017年1月22日【東京】
締め切り
第8回泌尿器単孔式腹腔鏡手術トレーニングコース: 2016年11月末日
*尚、本トレーニングコースは泌尿器腹腔鏡技術認定申請においての“泌尿器腹腔鏡教育プログラム参加”としては認められません。